再起訴有効 その他 中程度
業務上過失傷害被告事件
✦ AIによるわかりやすい解説
16歳の少年が起こした交通事故による業務上過失傷害事件についての裁判です。事件から検察への送付まで約2年11か月かかり、一度は不起訴となったため少年審判を受ける機会が失われました。しかし、その後に再び起訴されました。裁判所は、運転者の特定に時間がかかったこと、検察の判断もやむを得ないとして、この再起訴は有効であると判断しました。
裁判要旨(原文)
犯行時16歳の少年の業務上過失傷害被疑事件について,検察官への事件送致までに約2年11か月を要した上,一旦は嫌疑不十分を理由に不起訴処分(家庭裁判所へ送致しない処分)とされたため,被疑者が成人に達して家庭裁判所で審判を受ける機会が失われたとしても,運転者の特定に日時を要し,検察官が嫌疑不十分と判断し不起訴処分にしたのもやむを得ないなどの事情(判文参照)がある場合には,その後に事件を再起してした公訴提起が無効であるとはいえない。
事件の基本情報
- 裁判所
- 最高裁判所第三小法廷
- 判決日
- 平成25年6月18日
- 事件番号
- 平成23(あ)2032
- 判決内容
- 不明