有罪 その他 重大
傷害致死
✦ AIによるわかりやすい解説
空手三段の在日外国人男性が、酔った女性が転倒するのを暴行だと誤解し、その女性を助けるため男性に空手の回し蹴りを浴びせました。その男性は後に亡くなりました。裁判所は、誤解に基づいた行為であっても、対抗手段が過度に強すぎたとして「誤想過剰防衛」と判断し、傷害致死で有罪としました。
裁判要旨(原文)
空手三段の在日外国人が、酩酊した甲女とこれをなだめていた乙男とが揉み合ううち甲女が尻もちをついたのを目撃して、甲女が乙男から暴行を受けているものと誤解し、甲女を助けるべく両者の間に割つて入つたところ、乙男が防衛のため両こぶしを胸に前辺りに上げたのを自分に殴りかかつてくるものと誤信し、自己及び甲女の身体を防衛しようと考え、とつさに空手技の回し蹴りを乙男の顔面付近に当て、同人を路上に転倒させ、その結果後日死亡するに至らせた行為は、誤信にかかる急迫不正の侵害に対する防衛手段として相当性を逸脱し、誤想過剰防衛に当たる。
事件の基本情報
- 裁判所
- 最高裁判所第一小法廷
- 判決日
- 昭和62年3月26日
- 事件番号
- 昭和59(あ)1699
- 判決内容
- 不明